iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法

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最近iPhoneのバッテリーの減りが早いと感じていませんか?

筆者のiPhone12miniは購入してからまだ1年経っていないのですが、すでにバッテリーの減りが早い事を実感しています。

そこで今回は、バッテリーの節電方法の中から4つほどをピックアップして紹介して行きます。

それぞれバッテリーを長持ちさせる事に効果がある方法なので、知らなかったという方はぜひ試してみて下さい。

この記事は次のような方の参考になる様に書いています。

  • iPhoneのバッテリー節約の方法が知りたい方
  • iPhoneのバッテリーの減りが早くて困っている方
  • iPhoneを使い始めて間もない方

よろしくお願いします!

アプリのバックグラウンド更新をオフにする

スマートフォンのアプリは普段バックグラウンド更新というアプリを使用していない時でも、オンライン状態であれば裏で情報を更新する動作をしています。

このバックグラウンド更新は情報を常に最新に更新するので、再度アプリを起動した時に最新の情報で使う事が出来るメリットがありますが、デメリットとして情報を更新する際にバッテリーを消費してしまったり、モバイルデータ通信下でも更新する設定にしていると、ギガも消費してしまうなどが挙げられます。

常に最新の情報に更新する必要がないアプリは、バックグラウンド更新をオフにする事でバッテリーの消費を抑える事が出来ます。

また、設定によってバックグラウンド更新の際にギガを消費しない様にする事も出来るので、その方法も紹介します。

常に最新の情報に更新する必要のないアプリをOFFにする

やり方は以下の通りです。

1・設定アプリを立ち上げてから「一般」→「appのバックグラウンド更新」と進み、必要のないアプリをオフにしていく

一般をタップ

Appのバックグラウンド更新をタップ

緑になっているアプリはバックグラウンドの更新が有効になっています

緑が有効、それ以外は無効です。タップして切り替える事が出来ます。

バックグラウンド更新をOFFにしたとしても、アプリを立ち上げると最新の情報に更新されます。

なので、常に最新の情報に更新されている必要のないアプリはOFFにしていても良いと僕は思います。

バックグラウンド更新をWi-Fiのみにする

この設定をすると、バックグラウンド更新はWi-Fiに接速されている時のみに行われる様になります。

これにより、Wi-Fiに接続されていない時(モバイルデータ通信環境)ではバックグラウンド更新が行われなくなるので、ギガの節約になるのと、バックグラウンド更新の機会がWi-Fi接続時のみになるので、バッテリーの節約にも繋がります。

注意点としては、Wi-Fiに接続されていない時には全てのアプリでバックグラウンド更新が行われないので、その点は注意して下さい。

設定方法は以下の通りです

1・設定アプリを立ち上げてから、「一般」→「appのバックグラウンド更新」→一番上の「appのバックグラウンド更新」をタップしてWi-Fiをタップして完了

一番上の「appのバックグラウンド更新」をタップ

Wi-Fiをタップ

これでWi-Fi環境下のみでバックグラウンド更新が行われる様になります。

アプリを強制終了しない

iPhoneのマルチタスク画面からアプリを終了させていませんか?

これは筆者も以前はやってしまっていたのですが、アプリを使い終わった時にマルチタスク画面から上にスワイプする事で強制終了すると、再度アプリを立ち上げる時に余計にバッテリーを消費してしまう事になります。

  • マルチタスク画面とは?

マルチタスク画面とは、今開いているアプリや以前に開いていたアプリを一覧で表示出来る画面の事です。

この画面がマルチタスク画面です。

マルチタスク画面を表示させる方法は、iPhoneのホームボタンの有無で違って来ます。iPhone X以降のホームボタンがついていない機種は、画面の最下部から上にスワイプする事で表示させる事が出来ます。

写真付きで解説して行きます。(ホームボタンがないiPhoneの場合)

1・画面の下部を上にスワイプする

2・上にスワイプする途中で小さな振動と共にこの画面になるので、指を離す。

3・指を離すとこの様にマルチタスク画面が表示されます。

ホームボタン付きのiPhoneの場合はホームボタンをダブルクリックするとマルチタスク画面が表示されます。

この手順で表示させたマルチタスク画面から、アプリを上スワイプで終了させてしまうと逆にバッテリー持ちに悪影響なのです。

Appleの公式HPでも以下の様に書いてあります。

別の App に切り替えた後、一部の App はしばらく実行を続けた後、一時停止状態になります。この状態の App は使用中でも起動中でもなく、システムリソースを消費することもありません。App のバックグラウンド更新機能を使うと、こうした一時停止状態の App にアップデートや新しいコンテンツがないか確認できます。

出典:Apple

App を終了した方がいいのは、App が反応しなくなったときだけです。App を終了する方法は、お使いのデバイスやモデルによって異なります。

出典:Apple

つまり、マルチタスク画面にあるアプリは使用後一定時間が経過すると、停止状態になるのでバッテリーや動作に影響を及ぼさない状態になります。

なので、使用したアプリを終了するのはバッテリーの節約に繋がらないだけでなく、再度起動する時に余計にバッテリーを消費する事になるので、アプリが反応しなくなった又はアプリが正常に動作しない時にだけマルチタスク画面から終了させるのが良さそうです。

低電力モードを使う

他にも、低電力モードを使うのも効果的です。

この機能の事はご存知の方も多いかもしれませんが、低電力モードとは、一度有効にするとバッテリーが80%以上充電されるか、手動でオフにするまでiPhoneの一部機能を制限する機能です。

低電力モードで制限される機能は以下の通りです。

  • 最大輝度
  • アプリのバックグラウンド更新
  • メールの取得(プッシュ、フェッチ)
  • 一部ビジュアルエフェクト
  • 自動ロックまでの時間(30秒に設定される)
  • iCloud写真の自動アップデート

これらの機能が制限されます。

機能を制限する代わりにバッテリーの持ちを良くするので、外出先などiPhoneを充電できない状況で使用するのが良いと思います。

低電力モードを有効にするやり方は

  1. バッテリーが20%になったら出てくる表示からオンにする
  2. コントロールセンターからオンにする
  3. 設定アプリの「バッテリー」の項目からオンにする

の3つのやり方でオンにする事ができます。

それぞれザッと解説していきます。

バッテリーが20%になったら出てくる表示からオンにする

iPhoneはバッテリー残量が20%になったら、この様な表示が出てきます。

  • 20%表示のスクショを挿入する

この表示の「低電力モードをオンにする」をタップすればOKです。

コントロールセンターからオンにする

コントロールセンターとは、iPhoneの画面の右上(バッテリーが表示されているあたり)を下にスワイプすると現れる画面の事です。

1・画面の右上を下にスワイプ

2・スワイプして出て来たこの画面がコントロールセンターです。

いくつかアイコンがあると思いますが、その中でバッテリーのアイコンをタップすると低電力モードを使う事が出来る様になります。

※設定によっては、コントロールセンターにバッテリーのアイコンがない場合があるかもしれません。

その場合は以下の方法でコントロールセンターに表示させる事が出来ます。

1・設定アプリを立ち上げてからコントロールセンターをタップ

2・コントロールを追加の項目にあるアプリを緑のプラスをタップして追加する

これでコントロールセンターにバッテリーのアイコンが追加できました。

設定アプリの「バッテリー」の項目からオンにする

最後は設定アプリからオンにする方法です。

この方法でオンにする機会はあまりないかもしれませんが、一応この手順でオンにする事が出来ます。

1・設定アプリを立ち上げてからバッテリーをタップ

2・バッテリーの項目の一番上にある低電力モードをタップ

これでオンにする事が出来ます。

低電力モードは、今すぐには充電出来ない時にも役に立つので、ぜひ試してみて下さい。

フェイスダウン機能を使う

フェイスダウン機能とは、iPhone5S以降で画面を下にして置いておく事で、通知などが来た時にも画面が点灯しなくなる機能です。

画面が点灯しなくなる事によって、僅かながらバッテリーの節約にも役立ちます。

フェイスダウン機能を使うに当たって特に設定などは必要ありません

この様に置いておくだけでOKです。

まとめ

今回はバッテリーを長持ちさせる方法についてまとめてみました。

iPhoneは高価なので、出来るだけ長く使って行きたい所。

僕も今回記事を書くにあたって設定を見直してみたのですが、意外とやったつもりになっていて設定をしていなかった項目もあったので、この記事を読んで下さった方々もぜひご自分の設定を見直してみて下さい。

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