ゼンハイザー(Sennheiser)CX300Sレビュー 

イヤホン

今回はゼンハイザー(Sennheiser)のCX300Sについてレビューしていこうと思います。

このイヤホンは2019年にCX3-00の後継機として発売されたイヤホンです。

8千円以下で買えるので、比較的リーズナブルな部類。

このイヤホンはリスニングイヤホンであり、ゲーム特化のイヤホンではありません。

しかし、僕はこのイヤホンをゲームメインに、音楽、動画鑑賞用途でも使いたいと思い購入しました。

現在購入後2週間程使用しています。

その使用期間の中で分かったのはゲーム全般(FPSも含む)に問題なく使えて、音楽、動画鑑賞にもそれなりに使えるイヤホンだという事です。

上記の事も踏まえ、このイヤホンがオススメなのは以下の様な人だと感じます。

  • ゲームとその他用途を1本のイヤホンで済ませたい
  • ゲーミングイヤホンの極端な音がイヤ
  • 1万円以下で良いイヤホンが欲しい

次の項目からはこのイヤホンについて具体的に書いて行きます。

よろしくお願いします。

このイヤホンについて

記事序盤にも書きましたが、このイヤホンはゲーミング特化のイヤホンではなく、リスニングイヤホンとして発売されているイヤホンです。

以前はレイザーのハンマーヘッドデュオコンソールを使っていました。

定位感はかなり良かったです。

しかし、音の籠りが凄まじくて定位感が重要なゲーム(Apex等のFPS)以外ではあまり使いたいとは思えず、その音質から音楽も個人的には聴けた物ではありませんでした。

なので、ゲーミングイヤホン以外で新しいイヤホンを探していく内に、予算内で評価のよさそうなこのCX300Sを見つけ、購入に至った次第です。

次はこのイヤホンの外観についてみて行きます。

筐体サイズ

CX300Sは筐体サイズがこの様にとても小さいので、耳の小さいにも問題なく合うサイズになっています。

10円玉と並べるとこんな感じの大きさです。

僕は耳の大きさが小さいです。(外から見てもはっきり分かるくらい)

なので、イヤホンの形状や大きさによっては耳が痛くなったり、疲れて来たりして途中で休憩する事もしばしば。

そんな僕でもすっぽりと耳に収まって装着感が良いので、イヤホンの事は気にせずにゲームや音楽に集中する事が出来ています。

ケーブル

ケーブルは普通のケーブルとは少し異なり、きしめん状になっています。

この形状のお陰で変に絡まりにくいので、変な癖も付きにくいのでこの様に真っすぐ状態を保ったまま使えるのはとても良い事。

ベーシックなケーブルなので使いにくく感じる事はあまりないのではないかと思います。

この様にリモコン兼マイクが付いています。

マイクの音質等に関しては使う機会がほぼ無いので申し訳ありませんが、ここでは割愛させていただきます。

付属品について

CX300Sには

  • XS
  • S
  • M(最初から装着)
  • L

の全4種類のイヤーピースが付いてきます。

イヤホン本体の筐体サイズも小さく、このようにイヤーピースの種類も豊富なので、耳に合わないという事はあまりないのではないかと思います。(僕はMサイズでちょうど良いサイズ)

外観、付属品についてはこの様な感じになっています。

外観においてはケーブルなども変な癖が無く、普通に使いやすいイヤホンだという印象を持ちました。

イヤーピースの種類が豊富な所も肝心なフィッティングの面でとても良いです。

次からは肝心な音質についてと、実際にゲーム、音楽で使ってみてどうだったかを書いていきます。

音質について

音質については、僕のになるのでその点を考慮の上読み進めていただければと思います。

また、僕はこのイヤホンをPCで使うために買ったので、このレビュー内でもスマホでは使っておりません。

この音質レビュー時の環境は

  • イヤホンは箱から出して2週間弱使った状態
  • アストロミックスアンプに繋いで、EQはフラット、ステレオモードで音楽を再生

この様な環境で再生した上でのレビューとなります。

音の傾向

音の傾向は全体的にフラットで、特定の音域が協調された様な感じはありません。

また、メーカー公式サイトには以下の様に書いてあります

ゼンハイザーcx300sイヤホンは、ゼンハイザーのトランスデューサー技術により、驚く程細やかな再生能力と強力な低音レスポンスを実現し、サウンドを高めます。

ゼンハイザー公式サイトより引用

しかし、僕が実際に聴いた限りでは低音が強いとは感じませんでした。むしろ他の音を邪魔しない程よい強さの低音です。

なので、ドンシャリ傾向のイヤホンが好きな方は物足りないと感じると思います。

また、ボーカルの近さは近くもなく遠くもなく、程よい距離感で聞こえます。

音の解像度

音の解像度は正直あまり高くはないです。

みずみずしさもありませんし、音の厚みも感じられません。

クリアな音質ですが、立体感が無いので集中して音楽を聴くには少し物足りない音だと僕は感じます。

音場の広さ

音場は広く感じます。

頭の中全体で音が鳴っていると感じるので、音が重要なゲームにも最適です。

ここまでは音質について書いてきました。

音楽を集中して聴くには少し物足りないですが、流し聞き用途ならちょうど良い音質だと感じます。

次はゲームをプレイ用途はどうなのかについて書いて行きます。

ゲームプレイ時

Apex

Apexプレイ時はアストロミックスアンプに繋ぎ、EQはスクショの通りの設定にし、ステレオモードでやっています。

ゆめでれさんという方のEQ設定をそのまま使っています。

まず、定位感は良好で敵がどこから来ているかはある程度把握する事が出来ます。

距離感も正確であり、遠くだと思っていたら近くに敵がいたという事もありません。

また音場が広いので、敵の足音が重要なApex等のゲームにも向いていると感じました。

さらに、僕が現在使っているゆめでれさんのEQ設定はこのイヤホンに合っており、足音が聞き取りやすいので、オススメのEQ設定です。

また、サイバーパンク2077では臨場感のある音でゲームを楽しむ事が出来ています。

サイバーパンク2077ではこの「BALANCED」を使い、立体音響をオンにした状態でプレイしています。

ここまではこのイヤホンについての詳細を書いて来ました。

ここでまとめに行きたい所ですが、その前に使っていて感じた気になる所を一つ書かせて下さい。

その後まとめに行きます。

気になる所

タッチノイズが結構気になりました。

少し体を動かすだけでも「ゴソゴソゴソ」とそれなりに大きいタッチノイズが発生します。

イヤホンのフィッテングは良いだけに、ここは少し残念。

ゲーム中は集中しているからか、そこまで気になりません。

しかし、音楽を聴いている時や、動画鑑賞時には結構気になりました。

まとめ

今回はゼンハイザーの有線イヤホンである、CX300Sについて書いて来ました。

このイヤホンは、ゲーム全般(FPSも含む)に問題なく使えて、音楽、動画鑑賞にもそれなりに使えるイヤホンです。

音楽を集中して聴くには物足ないのは、値段を考えるとある程度仕方がない気もします。

しかし、1万円以下でゲームをメインに動画鑑賞、音楽も聴きたいという方にはとてもオススメする事が出来るイヤホンだと感じました。

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