ワイヤレスイヤホンから有線イヤホンに一部回帰した

イヤホン
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「皆さんがお使いのイヤホンは有線でしょうか、それともワイヤレスでしょうか?」

もしこのようなアンケートがあったとしたら、多くの人が『ワイヤレスイヤホンを使っている』と答えると思います。

家電量販店でも、ワイヤレスイヤホンがイヤホンコーナーの面積を多く占めていますよね。

特に僕が住んでいる田舎の家電量販店では、ワイヤレスイヤホンが殆どの面積を占めており、有線イヤホンはワイヤレスと比べ、小さな面積しか与えられていません。

この様に、現代はすっかりワイヤレスイヤホンが主流となりました。

そんなワイヤレスイヤホン全盛と言っても良い時代ですが、最近僕は外出時を除き、有線イヤホンに回帰しました。

そこで今回の記事では、ワイヤレスから有線に回帰したメリット、デメリットや音楽体験の変化をメインに、有線イヤホンに回帰してどうだったかについて掘り下げて行きたいと思います。

この記事は以下の様な方にオススメの内容になっています。

  • ワイヤレスイヤホンを使っているが、有線イヤホンも気になっている
  • ワイヤレスから有線に変えた際のメリット、デメリットを知りたい。
  • iPhoneを使っていて、Bluetoothのコーデックが制限される事が不満に感じている

よろしくお願いします!

結論

まずは有線イヤホンに回帰してどうだったかについての結論から。

煩わしさはあるものの、音質の向上を実感する事が出来ているので満足しています。

Dacとの組み合わせや、まだ手を出せてはいませんが”リケーブル”などの楽しみもあるので、ワイヤレスイヤホンよりも出来ることが多いのも嬉しい所です。(その分沼が深いですが)

次はワイヤレスイヤホンを使っていた僕が、なぜ有線イヤホンに回帰したのか。その理由を書いていきます。

有線イヤホンに回帰した理由

初代AirPodsを使って以来約6年ほどワイヤレスイヤホンを使ってきました。

装着するだけで音楽が再生される事や、同じアップル製品だと自動的かつシームレスに接続先の端末を切り替える事が出来るので、利便性は格段に向上。

正直AirPodsの音質は普通ですが、その音質を補って余りある程の利便性があり、そこからは音質よりも利便性を優先してイヤホンを使う様になっていきました。

しかし、段々とその利便性優先でイヤホンを選ぶ事に飽きて来たのと、何よりもっと良い音源(ロスレス、ハイレゾ等)で音楽を聴きたいと思い、今回有線イヤホンに回帰しました。

現在使っている有線イヤホン

現在使っているイヤホンは以下の4種類。

ゼンハイザーIE300

メインイヤホン。手持ちのイヤホンの中では一番音が好きです。

しかし、一度初期不良を引いているのと、買いなおした物も接触不良により音が出なかった(現在は解決済み)事がアリ、『あまり信頼性がないな〜』という印象。

接触不良等の不具合は、「MMCX端子の特性が関係しているかも」と思いましたが、MMCX端子を採用している『SE215』の方は、購入後一貫して不具合無く稼働しているので謎です。

過去にIE300についての記事を書いていますので、よろしければご覧ください。

Final A4000

メインのIE300とほぼ同じ頻度で使っているサブイヤホン。

このイヤホンは高音域が良く出ているイヤホンで、目が覚める様な感覚を味わえます。

しかし、楽曲の向き不向きがハッキリしているイヤホンだと聴いていて感じます。

ゼンハイザーIE100PRO

このイヤホンは、以前の記事で書いた様に、主にゲーミング用途で使っていましたが、現在はたまに外出用のイヤホンとして使っています。

ゲーミング用途(特にApex)では足音以外の音が聞こえ過ぎるのが個人的に合いませんでした……

SURE SE215special edition

このイヤホンは外出用に購入したのですが、現在は家中ゲーミング用になっています。

IE100PROと完全に立場逆転。

次はワイヤレスから有線イヤホンに回帰してのメリット、デメリットを書いていきます。

有線イヤホンに回帰してのメリット

メリットは以下の4点です。

  • 音質の向上
  • ハイレゾ音源を聴く事が出来る。
  • ワイヤレスイヤホンより装着感が良い。
  • 面倒くさい充電からの解放。

それぞれ見て行きます。

音質の向上を実感した

AACコーデックからの違いは結構感じます。

ワイヤレスに比べて音の厚み、立体感、解像度が増して水を得た魚の様にイキイキとした音を聴くことが出来る様になったので、とても楽しい。

また、DACを使う事でさらに音質を向上させる事も出来るので、この点は有線イヤホンにして一番良かった点ですね。

さて、ここでDACという物が出てきました。

次は少し脱線してこのDACはどういうものなのかを見ていこうと思います。

脱線にお付き合い頂ければ嬉しいです……!

DACについて

「DAC」とは、デジタル信号をアナログ信号に変換するオーディオ機器のことです。この機器を使用することで、ノイズを軽減することができ、また、ハイレゾ音源を聴くことができます。これにより、より高音質な音楽を楽しむことができます。

僕は現在FiioのKA-1を使っています。

今使っているKA-1

このDACはスティックDACと呼ばれるタイプの物で、ライトニング端子やUSB端子に指すだけで使う事が出来ます。

値段も1万円以下とDACの中ではリーズナブルですし、特別な設定も必要ありません。

手軽に高音質にする事が出来るので、スティックDACは初めてのDACにオススメです。

僕もこのKA-1が初めて買ったDACです。(沼の始まり)

以上DACについてザックリまとめてきました。

脱線はここまで。

音質についてのメリットに戻ります。

ハイレゾ音源を聴くことが出来る。

Androidであれば、対応コーデック(aptX HD、LDAC等)を使う事でハイレゾ相当の音源をワイヤレスでも聴く事が出来ます。

しかし、僕はiPhoneを使用しているため、対応するコーデックの関係で、これまでハイレゾ音源を聴くことができませんでした。

なので余計にハイレゾで音楽を聴く事が出来るのが嬉しい。

ワイヤレスイヤホンよりも装着感が良い

有線イヤホンはバッテリー等がいらないので、筐体がワイヤレスイヤホンよりも小さい物が多いです。

僕は耳が小さいので、これは嬉しいポイント。

特にこのIE300は筐体サイズが小さく、耳への収まりがかなり良いです。

面倒臭い充電頻度の低下

メインを有線イヤホンに変えた事により、ワイヤレスイヤホンを充電する機会が格段に少なくなりました。

使う頻度が下がっているので当たり前の事ではありますが、面倒な充電が減るので地味に快適です。

ここまでは有線イヤホンをメインにして良かった事を書いて来ました。

次は有線でのデメリットを書いて行きます。

有線イヤホンに戻ってみてのデメリット

デメリットは正直この位。

イヤホンケーブルが煩わしい

やはり取り回しの悪さを感じるので、外出時はワイヤレスイヤホンを継続して使っていこうと思います。

何回か外出時も有線イヤホンに戻そうとしましたが、その取り回しの悪さから断念。

ワイヤレスを使い始める前はどうしてたのか思い出せません……

まとめ

今回は、”ワイヤレスイヤホンから有線イヤホンに回帰してどうだったか”について書いて来ました。

イヤホンのケーブルが煩わしい以外には特に不満点は無く、この「有線に回帰する」という判断は間違っていなかったと思っています。

ただ、このケーブルの煩わしさが、外出時には許容出来る物では無かったのが残念。

ここはおとなしく、外出時にはワイヤレスイヤホン、家の中では有線といった使い分けが良いのかなと思いました。

今ワイヤレスイヤホンを使っている方も、また有線イヤホンを使ってみてはいかがでしょうか。

有線イヤホン楽しいですよ!

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